牛さんトコトコ

ITとゲームで解決したことを書く

オープンソースCCTVのKerberos.ioを触った感想

2021/3/23

Kerberos.ioを完全に理解して書いている訳ではありません。間違った記述がある可能性があります。


導入の流れ

あくまでも予測として流れの例を説明します。

  1. app.kerberos.ioでアカウントを取得し月額プランに入ります。(自分は月額プランに入ってない) Kerberos.cloud - Video surveillance as it should be

  2. ローカルサーバーにKerberos.ioのDockerコンテナをカメラの台数分立ち上げる。(ラズパイ+カメラは別)

  3. そのコンテナにブラウザからアクセスしカメラの接続設定、モーション検知、ストレージ設定(アカウント紐づけ)をします。

  4. Cloudに上がった録画やストリーミングをapp.kerberos.ioで見る。

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Dockerコンテナで立ち上げたKerberos.ioの設定画面

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モーション検知した動画一覧(Kerberos.io)

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app.Kerberos.io(Kerberos Cloud)の画面

ローカルでカメラ1台のストリーミング、モーション検知録画を利用する場合はDockerコンテナで立ち上げたKerberos.ioで十分です。


特徴(利点?)

Kerberos.ioの最大の特徴はモーション検知で録画した動画やストリーミングを専用のCloudにあげることでLANの外から視聴できることだと思います。

  • カメラが1台かつ無料かつローカルで使いたいユーザー
  • カメラが複数かつ有料かつLAN外で使いたいユーザー

この2つのユーザーにおすすめだと思います。


2台以上のストリーミングを1つの画面で見る場合やモーション検知で録画した動画をLAN外で見る場合はお金を払わないといけません。

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app.Kerberos.io(Kerberos Cloud)のプラン表

モーション検知で録画した動画のLAN外視聴は月2ユーロ(約250円)、ストリーミングのLAN外視聴が月10ユーロ(約1200円)のプランに入る必要があります。

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月額だということをこの画面から知った(app.Kerberos.io)

最後に

ShinobiはZoneMinderの後釜を狙っていて、Kerberos.ioは別のユーザーをターゲットしていることがわかりました。 次はZoneMinderを導入してみようと思います。

質問アドバイスなどあればお願いします。